僕自身、今現在はPPCアフィリエイトで毎月それなりの額を稼げているものの、
ここまでくるのに結構時間がかかりました。
アフィリエイトで一度でも稼げるようになれば、そこからはすんなりと稼ぎ続けることができるのですが、
多くの人は
0→1(ゼロからイチ)
を作るのにめちゃくちゃ苦労すると思います。
ブログアフィリエイトなんて始めてもほとんどの人が途中で諦めてしまうという話も聞きます。
「なんで、長続きさせることは難しいんだろう」
「どうやったら、稼ぎ続けることができるんだろう」
と思い、色々調べた結果、原因は
「爬虫類脳」にあった!
ということがわかりました。
最初は「爬虫類の脳?なにそれ怖い」
という感じでしたが、これから話す内容を聞いたらとても納得されますので、
是非読んでいただけたらと思います。
アフィリエイトで稼げる人と稼げない人のたった一つの違い
例えば、あなたがコンサル生を2人受け持ったとします。
この二人には全く同じことを同じ熱量で教えていくのですが、
- 一人は早い段階から月に10万円以上稼げるようになる
- 一人は半年以上かかってもまだ1円も稼げていない
という状況になったとします。
ここで短絡的に
「結果を出していない方は行動力がないからだ~」
と結論を出してしまうのは意味がないので、言いません。
では、なぜ二人に差が付いてしまったのかというと、
はっきり言うと「考え方」の違いなのです。
「作業量が足りないのが稼げない原因だ」
「モチベーションの維持が下手くそだからだ」
とよく聞く言葉ですが、そうではありません(そもそもモチベーションをコントロールする必要はありませんので)。
そもそも、僕ら人間の脳は「行動できない仕組み」になっています。
脳科学的に人間は行動できなくてあたりまえなのです。
それでは、そんな人間の「脳」の仕組みを、説明していきます。
三位一体脳とは?
人間の「脳」は、大きく分けると、3つの脳があります。
下の図はアメリカのマクリーン博士が提唱した「三位一体脳」の図です。
↓ ↓ ↓
簡単に説明すると、
- 人間脳・・・一番外側で、「論理的思考力」を司る
- 動物脳・・・真ん中の層の脳で、「感情」を司る
- 爬虫類脳・・・「本能」を司り、「反射的な行動」を取らせる
という感じで、これら「3つの脳」に我々人間はコントロールされていると言えます。
一つ一つ詳しく説明すると、
1の人間脳は、新しいモノを創造したり、論理的に考えて組み立てたりする、一番「高尚」な脳です。
2の動物脳は、モノゴトに対して快に思ったり、または不快に思ったり、感情を司る脳。
3の爬虫類脳は、心臓や器官を動かしたり、危険を察知して「反射的に」避けたりする、生命維持活動を司る脳。
成り立ちは、まず最初に爬虫類脳ができて、人間が進化していくにしたがって、そこに動物脳、人間脳と被さっていきました。
この「脳」の仕組みに、我々がなかなか行動できない秘密が隠されています。
「爬虫類脳」は最も大古から存在する脳
爬虫類脳は、生物が
「魚類」→「両生類」→「爬虫類」→「哺乳類」→「人間」
と進化していく上で、最も古いバージョンの脳で、
「ただ生きるだけ」
の生存本能に特化した、低次元の脳みそです。
しかし、脳管部分で生命維持活動を司っており、
あなたが「スゥースゥー」と呼吸ができるのも、「バクバク」と心臓を動かすことができるのも、
この爬虫類脳がコントロールしています。
あなたが意識して、「息を止めてやる!」「心臓をとめてやる!」
と奮闘してもできないですよね?
先ほど低次元と言いましたが、それは動物脳や人間脳と比べた場合の話で、
人間にとって最も重要なのはこの「爬虫類脳」です。
デメリットとしては
- 変化を嫌い、現状維持を保つ
- 安心安全でいることを維持する
というものがあります。
爬虫類脳の特徴
爬虫類脳にコントロールされている人の特徴としては、
- 短絡的な思考
- 安心・安全を求め、変化を嫌う
- 今すぐ結果が出ないと気が済まない
- 他者依存度が高い
という感じです。
僕の実体験としては、
「初月で10万稼ぎたい」
「リスクはとりたくない」
「お金は稼いでから払います」
「なるべく家族との時間を大切にして支障がないレベルで稼ぎたい」
「かなり期待してたのに期待はずれだったー」
などが口癖。
そして、もう一つの大きな特徴として、
攻撃的な性格
があります。
言い訳や不平不満が多い人は爬虫類脳が強いなといった印象です。
この爬虫類脳は人間の深層心理に刻まれた本能なので、仕方ない部分で、
9割以上の人はこれに“脳の大部分を”支配されていると言われております。
「動物脳(哺乳類脳)」は感情(心)を司る脳
動物脳は、感情や心を司る脳です。
生存本能を司る「爬虫類脳」や思考を司る「人間脳」に比べて
あまりぱっとしない印象ですが、感情を表現するのにかかせません。
喜怒哀楽を感じたり、幸福感を味わったりできるのはこの脳のおかげです。
僕自身は「今のゆとりのない時代は一番重要視すべき脳ではないかな~」と思います。
「動物脳」は実はめちゃくちゃ大事
そんな動物脳ですが、うまくこの動物脳さんと付き合っていくことで
大きなメリットを受け取ることができます。
人は、「うれしい、楽しい、気持ちいい、幸せ」と感じるとき、
心が「快」の状態になります。
一方で、「悲しい、しんどい、つらい、辞めたい」と感じるとき、
心が「不快」の状態になります。
この動物脳の性質故、人間は「心地よい状態」にいたいと思い、
「不快な状態」を避けようとするのです。
たとえば、あなたの好きな事や趣味を考えてみてください
僕の場合だと、「ベッドでスマホいじりながらゴロゴロすること」
「食後に甘いお菓子を食べること」などがあります。
なぜその趣味や好きな事をするのかというと、
それをすることで「心地よい状態」になるからです。
考えてみるとシンプルですが、
人間は、「快」の状態のとき、仕事やプロジェクトをうまく進めることができ、
「不快」の状態のときは長続きしません。
なので、
“この動物脳をいかにして「快」の状態にもっていくか”
ということが重要になってきます。
「人間脳」は理性を司る全ての脳の頂点
「人間脳」は、人類の歴史上最も新しい脳で、全ての脳の頂点に君臨します。
人間が“万物の霊長”たる所以は、この脳を持っているからということになります。
主な特徴としては、「論理的思考力、想像力、理性」を司り、
人間が考えることを可能にしました。
この脳があることで、
突発的に「嫌いな人を殺してしまおう」とか
短絡的に「女性を襲って性欲を満たそう」とか
考えたとしても、行動には移さないのです。
人間脳の割合を強く持つ人の特徴
人間脳をはっきりと感じれる人というのは、
皆とても意識が高いです。
たとえば、「仕事」という事柄1つを取っても、
多くの人が嫌々生活のためにやっている“ただのルーティンワーク”
だととらえている一方で、彼らは
「自分の創造性を発揮して自己実現を可能にする遊び」
だととらえています。
女性と接する場合においても、
ただの性の対象として見るのではなく、
相手と自分で交流を図ることで、
“どれだけ成長や理解を得ることができるか”
ということを重視しています。
人間脳とは、
- 自発的に生きていきたい
- 高い目標を持ちたい
- 自己実現をしたい
という欲求に裏付けされた、高次元の脳みそなのです。
顕在意識と潜在意識と脳の関係
顕在意識と潜在意識の違い
あなたは「顕在意識」と「潜在意識」についてご存じでしょうか?
「顕在意識」とは、普段の行動の5%の部分を占める意識で、
我々が
- 勉強したり
- 目標を達成しようと行動したり
- 何か新しいことに挑戦しようとしたり
「意識的に」モノゴトを始めようとするときに使います。
「潜在意識」とは、普段の行動の実に95%の部分を占める意識で、
我々が
- 呼吸をしたり
- 体内の器官を動かしたり
- 日々のルーティンワーク(仕事)をこなしたり
- 車を運転したり
「無意識に」もしくは「最初は意識的だったが今は無意識に」する行動を司っています。
この潜在意識に“日常のほぼ全ての行動を左右されている”
と言っても過言ではありません。
図に表すと、こんな感じ。
↓ ↓ ↓
「顕在意識」はほんとに“氷山の一角”です。
「潜在意識」がどれだけ人間の思考を支配していて、
深く根太いものであるかわかると思います。
そして、この「顕在意識」とリンクするのが、「人間脳」。
「潜在意識」とリンクするのが、「動物脳」と「爬虫類脳」になります。
潜在意識を書き換えれない原因
あなたも一度は自己啓発本などで、「潜在意識を書き換えて願望を実現しよう」
というフレーズを聞いたことがあると思います。
僕自身も何度も
- 夢や目標を紙に書き出してみたり
- 夢や目標を声に出して脳に刷り込ませたり
- 瞑想をしてみたり
色んな努力をしました。
「何が何でも潜在意識を書き換えてモテモテになり、田舎で高級車を乗り回すんだ~」
というようなことを本気で考えていました。
しかし、潜在意識を書き換えることはとても難しく、
99%の人が、「思ったとおりの願望を実現できなかった」
ということになるそうです。
それもそのはず、
「潜在意識」=「動物脳」「爬虫類脳」
である限り、無意識の行動が優先されてしまい、
なかなか思った通り結果をだすのは難しいです。
行動ができない原因は「脳」の支配関係にあった!?
まず人は行動を起こそうとする前に、
「考える」ということから始めます。
そして、
人間脳⇒動物脳⇒爬虫類脳。
これが意図が伝わる順番です。
たとえば、あなたが「ブログ初めて初月で最低でも5万円稼ごう!」
と考えたとき。
その意図は動物脳に伝わり、
「パソコンとずっと向き合うのはしんどいぞ」
「もし失敗したらとりこし苦労だぞ」
と、拒否反応を示します。
→『不労所得』の作り方は簡単?不労所得を得る方法を解説します
それでも人間脳のあなたは
“成功した後のメリットを鮮明にイメージする”などして、
なんとかして動物脳を手なずけたとします。
多少言うことを聞くようになった動物脳は
「ねえねえ、人間脳はこんなこと言ってますがどうします?」
と脳の深淵に君臨する爬虫類脳さんに聞きます。
そこで、爬虫類脳が
「なんか失敗したら怖いし、安全にいこうよ」
と言ったらもう終わりです。
脳の主従関係は
人間脳<動物脳<爬虫類脳
となっているからです。
どんなにあなたががんばって説得しても
爬虫類脳が拒否したら試合終了なのです。
爬虫類脳が恐怖に思うことは「変化」
基本的に、爬虫類脳は「変化」を嫌う性質があります。
その理由は大古までさかのぼります。
人間は原始時代、
「明日食べるものが無くなるかもしれない」
「次の瞬間後ろから凶暴な動物にお襲われるかもしれない」
と、常に恐怖と隣り合わせで生きていました。
常に周りに気を配りながら、明日の心配をしながら
緊張感を持って過ごしていました。
最悪のケースを考え続け、
「こうならないようにしよう」「なるべく安全な道を選ぼう」
と、ネガティブに考えるのが普通だったのです。
現代のように
「まあ、今日記事書かなくても明日餓死することなんてないさ~」
と楽観的になるのは速攻で「死」を意味します。
あと、住む場所を変えたり、仕事を変えたり、昨日と違う行動をとることも死に直結です。
変化すること=死
という思考があたりまえだったのです。
それがここ100年くらいで、とても便利な時代になり、
命の危険を感じながら生きる必要はなくなりました。
あなたが明日学校なり、仕事なり1日休んだだけで死なないですよね?
とは言ってもここ100年かそこらでこの何万年も続いた
“ネガティブ思考”
が変わるはずはありません。
爬虫類脳は自己愛が強く短絡的快楽を求める
爬虫類脳は自己愛がとても強く、人に否定されることを嫌います。
常に自己肯定感でいっぱいで、自分のミスを自分事として受け取らず、
人のせいにします。
よく、負けを認めない人の特徴として、
「言い訳がましい」
と思ったことはありませんか?
あと、短期的に結果が出ないと気が済まない性格です。
爬虫類脳が強い人は、ダイエットをしていても、
甘いものがすぐ目の前にあれば、反射的に飛びつきます。
ネットビジネスに関して言うと、
「今すぐ稼ぎたい」
「始めて3ヵ月以内に100万稼ぎたい」
「楽に稼ぎたい」
という人に多い傾向があります。
また、爬虫類脳はプラスの意味合いだけでなく、
マイナスの意味合いの「今すぐ避けたい」
という願望も強いです。
ブログの記事を書かないといけない状況なのに、
「めんどくさいし、稼げなかったらどうしよう」
と考えて、結局行動しない言い訳をします。
爬虫類脳をコントロールするたった2つの方法
ここまで爬虫類脳がどれだけやっかいなのか説明してきましたが、
理解できましたでしょうか?
その爬虫類脳さんですが、実はコントロールするための
2つの方法があるのです。
正直、爬虫類脳さえコントロールできれば、
“誰でも成功できます”
その実践方法を、詳しく解説していきます。
爬虫類脳は哺乳類脳(動物脳)次第で支配できる
実は、爬虫類脳を手なずけれるかどうかは、動物脳にかかっています。
基本的にこの動物脳は、99%爬虫類脳側についているのですが、
人間脳ががんばってなんとか説得できれば、味方になってくれます。
では、動物脳を味方につけるにはどうすればよいでしょうか?
それは、動物脳の、
「心地よい状態」にいたいと思い、「不快な状態」を避けようとする
特徴を利用するのです。
はっきり言うと、動物脳を「心地よい状態」にすればよいのです。
これは爬虫類脳の「すぐに快楽を求める」特徴とはまた違います。
たとえば、あなたは最初気が進まないと思ったことでも、
やっていくうちに面白くなってきた経験はありませんか?
僕の場合だと、ブログを書くのは最初は苦痛だったし、
なかなか取り掛かることができませんでした。
でも、記事数をこなしていくうちに、
書き方や型・言い回しなどが身についてきて、
だんだん書くのが楽しくなってきたのです。
こうなってしまうと、もう爬虫類脳をコントロールするのは楽勝です。
動物脳「おいおい、これ実際おもしろいじゃん!爬虫類脳さんも一緒にやろうよ」
爬虫類脳「お、おう・・・」
という感じです。
最初はなんとか人間脳の力を使って、気が進まなくてもやってみるのです。
そして、最低でも7日間続けてみる。
最初は爬虫類脳がめちゃくちゃ嫌がるでしょうが、
それでもなんとかやってみる。
そして7日間過ぎたら、「なんかやってて面白い」
みたいな感情が沸いてくると思います。
そうなってしまえば、もう完全勝利です。
爬虫類脳の感情をうまく利用する
もう一つ目の攻略法は、
“爬虫類脳に気づかれないようにする”
という方法です。
たとえば、あなたが「今月ブログで100万稼ぐぞ!」
と意気込んだとします。
すると、爬虫類脳は、いきなりそんなことを言われたので、
逆上して、「そんなの知らん!」とやる気ゲージを一気に下げてしまいます。
結果、あなたの人間脳は萎縮してしまい、
「一ヵ月何もしなかった」という状態になってしまうのです。
では、「何か目標を達成したい」と思ったとき、
どうすればよいでしょうか?
簡単に言うと、爬虫類脳に気づかれないようにします。
たとえば、先ほどのように「今月ブログで100万稼ぐぞ!」
と意気込むと気づかれてしまうので、
「3日で1記事完成させる」という風に、“無理のないやり方”を実行していきます。
最初は爬虫類脳は
「ん?なんかしょうもないことはじめたな」「めんどくさくなったらやめるぞ」
と脅しをかけてきますが、淡々と続けていきましょう。
そして、馴れてきたら、
- 一日一記事やってみる
- トップ画面の装飾を買える
- メルマガを設置してみる
という風に、徐々に徐々に進めていきます。
すると、気づいた時には爬虫類脳はその状態が普通だと認識しているので、
「めんどくさい、やーめた」
と、後戻りすることはないのです。
行動するからモチベーションが上がる
このように、簡単なことから一歩一歩進めていくことを
“ベビーステップ”と言います。
赤ちゃんでもハイハイで超えられるレベルのミッションということです。
爬虫類脳に気づかれないためには、
ベビーステップで少しづつ瓦礫を崩していくことが重要なのです。
そして、このように少しづつ行動していくことで、モチベーションが上がります。
「モチベーションがあがらないからやらない」
というのは実は間違っていて、本当は
行動するからモチベーションが上がる
ということなのですね。
アフィリエイトで稼げない理由まとめ
最後に、今回の要点をまとめて締めようと思います。
そもそも人は
- 人間脳
- 動物脳
- 爬虫類脳
の3つの脳を持っていて、
なかなか現状を変えられないのは「爬虫類脳」の仕業
ということでした。
この爬虫類脳はとてもやっかいで、まるで思春期の不良の様。
言うことは聞かないし、ちょっとでも気分を害することをしてしまえば、
やさぐれて、人間脳は何もできなくなってしまいます。
でも、この爬虫類脳をなんとか手なずける方法が2つあって、
それは
- 動物脳を味方につけて説得すること
- 爬虫類脳になるべく気づかれないように行動すること
でした。
正直、僕自身この爬虫類脳について調べたときは目から鱗でした。
「あ、自分が結果がでない理由はこれだったんだ」って(笑)。
先ほども言いましたが、
モチベーションを上げるのは、やはり「行動」しかないです。
しかし、その行動というのも、爬虫類脳さんを逆なでしないように、
“徐々に徐々に”
肝に銘じておいてください(笑)。
とても長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
P.S.お問合せ、質問、ご相談などはいつでも受け付けております