Facebook広告のやり方とは?ターゲティングの種類から費用まで徹底解説

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Facebook広告のやり方とは?
ターゲティングの種類から費用まで徹底解説

 

Facebook広告を利用することにより、世界でも最大規模のSNSをとおしてあなたの顧客にアプローチすることができます。

 

Facebook広告のアルゴリズムは刻々と進化を続けており、より詳細なターゲティング方式により最適な方法で広告を配信することができるようになります。つまりFacebook広告を利用することにより、あなたの商品を購入する可能性が最も高い人に向けて商品を宣伝することができるようになります。

これにより、Facebook広告では、広告予算・コンバージョン率・ROIを最適化してもっとも価値のある顧客に商品を宣伝することができます。

 

Facebook広告で最適な広告結果を得るなら、Facebook広告の運用スタートする前にさまざまなFacebook広告の種類とターゲティングを理解しておくことが重要になります。

 

このページでは、Facebook広告の概要から種類・ターゲティング戦略まで、あなたが知っておくべき必要のある情報をすべて公開していきます。

 

Facebook広告の概要

Facebook(フェイスブック)は、世界中で23億人以上が登録していると言われている、世界最大の実名登録制のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。

日本でも26000万人のアクティブユーザー数があるといわれており、Facebook広告を利用することにより、ユーザーの場所・年齢・趣味・プロファイル情報に基づくユーザーターゲティングで精度の高い広告運用が可能となります。

 

Facebook広告を利用するメリット

Facebook広告を利用することにより、あなたのビジネスをおおきく加速させることができます。

Facebook広告がマーケティング上のメリットをもたらす理由を解説します。

 

1.幅広いオーディエンスにリーチできる

2020年7月の時点で、Facebookのユーザー数は世界中で26億人を超えています。

これは、他のどのSNSよりも多いユーザー数であり、さらにFacebook広告ではInstagram上に広告を配信することができます。

Facebookの利用者は単に多いだけでなく、幅広い年齢層に利用されており、個人情報から詳細なターゲティング広告を配信することができます。

 

2.さまざまな広告フォーマットが利用できる

Facebook広告の機能として、画像広告・動画広告・インストリーム広告・カルーセル広告など、合計10種類の広告フォーマットが用意されています。

マーケティングの目標ごとに異なる広告フォーマットを利用することができ、一般的には画像広告と動画広告のフォーマットがおおく利用されます。

 

3.トラフィックを直接サイトに誘導できる

Facebook広告では直接あなたのサイトにトラフィックを誘導することができます。

おおくのユーザーはFacebookやInstagramといったアプリ上でコンテンツを閲覧していますが、広告を通して直接あなたのサイトにトラフィックを流し込むことができます。

 

4.広告効果を測定できる

当たり前のことかもしれませんが、Facebook広告では幅広い視点から広告効果に関するレポートを利用することができるという利点があります。

これは、Facebook内でのユーザーの行動(広告エンゲージメント、リーチ)から、Facebook外でのユーザー行動(コンバージョン、収益単価など)が含まれています。

Facebookの測定タグである「Facebookピクセル」をサイトに配置するだけで広範なFacebook広告レポートを活用できます。

 

 

Facebook広告の配信先

Facebook広告の配信先は、Fecebookのウェブサイト・アプリだけでなく、Instagram(インスタグラム)やMessenger(メッセンジャー)、Audience Network(オーディエンスネットワーク)など、Fecebookの傘下となる4つのプラットフォーム上で広告をそれぞれ配信することができます。

 

Facebook広告の配信先の種類

【Facebook広告の配信先】

Facebookフィード Facebookフィードは、友達や家族とつながり、あなた自身や友達が投稿した近況や写真、それに対するコメントなどが表示される画面です。関連性の高い情報を優先的に表示する「ハイライト」や、時系列で表示する「最新情報」などを表示することもできます。
Instagramストーリー Instagramストーリーは、通常のタイムラインとは別に、より日常的な写真や動画の投稿、ライブ配信がおこなえる機能です。タイムラインでは独自のおすすめ度により投稿が流れてきますが、ストーリーは画面上部に別枠で表示されます。
Audienceネットワーク Audienceネットワークとは、GoogleのGDNと同じように、Facebookが提携している数千以上のスマホアプリに広告を配信することができる広告ネットワークです。
Messenger FacebookMessengerは、Facebookの友達同士がLINEのように自由にメッセージのやり取りをすることができるメッセージ専用アプリです。

中でも、Instagramは日本国内のアクティブユーザー数が3300万人というFacebookを超える規模のユーザー数を抱えており、これらの4つの広告配信先にそれぞれ広告を配信できるのがFacebook広告の大きな魅力です。

 

また、Audienceネットワークと呼ばれるFacebookの広告ネットワークを利用することにより、Facebookが保有しているユーザーデータに基づきユーザーがよくアクセスしているFacebook以外の媒体(グノシーやCHANNELといった大手アプリ)にまでリーチすることができます。

 

Facebook広告の種類

Facebook画像広告

Facebookのシンプルな画像広告は、Facebook上で広告を開始するのに最適な方法です。あなたのFacebookページ内の既存の投稿を選択すれば数クリックですぐに画像広告を作成することができます。

画像広告はシンプルな広告形式ですが、ウェブサイトへの誘導、製品の知名度を高める、といった特定の目的のために利用することができます。

 

Facebook画像広告

 

Facebook動画広告

Facebook動画広告は、商品の特徴をわかりやすく紹介したり、動きと音声で注目をあつめることができる広告形式です。

Facebook動画広告は、Facebook上のタイムライン(投稿フィード)内の動画に広告として表示したり、Instagramストーリー上の広告として表示することができます。

 

Facebook動画広告

 

Facebook動画広告では、自分で撮影した動画を設定する以外に、あらかじめFacebookで用意されているフリー画像を利用して動画を作成することができます。

 

Facebookカルーセル広告

カルーセルというのは、日本語で言えば「メリーゴーラウンド」の事です。カルーセル広告は、メリーゴーラウンドのように次々とスライドできる最大10つの画像および動画を設定することができる広告形式です。カルーセル広告を使うと、1つの商品に対して様々な角度からイメージを表現したり、スワイプできる横長の写真を作成することができます。

 

 

Facebookコレクション広告

Facebookコレクション広告では、広告を見る人に合わせて商品カタログ内のアイテムを表示し、商品の購入を促すことができます。

Facebookのコレクション広告を表示することで、ユーザーに商品の認知から検討、購入までをスムーズに誘導することができます。

 

 

Facebookコレクション広告には、カバー画像またはカバー動画を表示でき、その後にいくつかの商品画像を掲載することができます。

さらに、Facebookコレクション広告がクリックされると、全画面表示でインスタントエクスペリエンス広告に遷移し、顧客はFacebookを離れることなく直接商品を購入することができます。

 

Facebookリード獲得広告

Facebookリード獲得広告を利用すると、商品やサービスに興味のある利用者を見つけて、その利用者の情報を取得することができるようになります。

リード獲得広告とは、FacebookやInstagram上で、ユーザーのメールアドレスや連絡先などを直接入力できる広告形式です。

Facebookのリード獲得広告では、ユーザーがおおくの情報を入力しなくても、あらかじめFacebookに登録されている名前やメールアドレスなどがそのまま反映されるため、ユーザーのストレスを軽減してコンバージョン率をたかめることができます。

 

Facebookダイナミック広告

Facebookダイナミック広告を利用すると、過去に商品を見たけれど買わなかったユーザーに対して、その商品や関連する商品の情報を動的に配信することができるリターゲティング広告の一種です。

Facebookダイナミック広告を使用すると、商品に関心を持つ可能性がもっとも高い顧客に対して商品を宣伝することができます。

 

Facebookダイナミック広告

 

商品を宣伝するだけでなく、たとえば求人サイトであれば、ユーザーが過去に閲覧した求人情報を表示することもできますし、不動産サイトなら物件情報を表示することができます。

これは、潜在的に商品の購入意欲がたかいユーザーに対して商品の購入を完了することを思い起こさせ、非常に効率的にFacebook上で商品を販売することができるマーケティング戦略となり得ます。

これを実現するためには、リマーケティング広告で必要となるタグの設置と、商品のデータフィードを用意する必要があります。

 

Facebookメッセンジャー広告

Facebookメッセンジャー広告を使用すると、Facebookメッセンジャーアプリを利用するユーザーに広告を配信することができます。メッセンジャー広告を配信するには、広告の配信先にFacebookメッセンジャーを選択するだけです。

実際のメッセンジャー広告の表示例は、下記のとおりです。

 

 

このように、Facebookメッセンジャー広告は、メッセンジャーアプリ内の「チャット」の項目に表示されます。

広告をタップすると、ユーザーは呼び出しアクション付きの詳細画面へ誘導されます。

 

Facebookストーリーズ広告

Facebookストーリーズ広告は、視聴者がスマホを回転させることなく画面のスペースを最大で表示することができるフルスクリーン縦型フォーマットのビデオ広告です。Facebookストーリーズ広告は非常に広告効果がたかいことが知られており、Facebookの広告委託業者による調査では、大多数のユーザーはストーリー広告から商品購入に至ったことがわかっています。

 

 

Facebook拡張現実広告

Facebook拡張現実広告は、フィルターやアニメーションなどのカメラ機能を利用して、ユーザーが実際に商品を試着したり、使用できるようにします。Facebook拡張現実広告は比較的あたらしい広告フォーマットですが、インターネットユーザーの63%は既にARを体験していると言われています。

 

 

Facebookのフィード上でユーザーが広告をタップすると、商品、ブランドまたはエフェクトを選択する画面がカメラ内に表示されます。ここに購入ボタンを配置することで商品の購入を促したり、より詳細な商品情報ページで誘導したりすることができます。

Facebook拡張現実広告で商品を試着したユーザーは、写真や動画を撮影してFacebookタイムラインで共有することができます。

 

Facebookプレイアブル広告

Facebookプレイアブル広告を配信すると、ユーザーは実際にスマホアプリの短いお試し版を広告の中で体験プレイすることができます。

ユーザーがプレイアブル広告をタップすると、フルスクリーンでプレイ可能なゲームのデモ画面が表示され、ゲームが終了するとコールトゥアクションでゲームアプリのインストールを促すことができます。

 

 

 

Facebook広告の始め方

もしあなたがFacebookページをお持ちでない場合、まずは宣伝用のFacebookページを作成しましょう。

Facebookページは誰もが無料で作成することができます。Facebookページを作成することにより、Facebook広告マネージャー上で広告キャンペーンを作成することができるようになります。

 

ステップ1.Facebookページを作成します

まずはFacebookの個人アカウントでログインし、Facebookページの作成へ進みましょう。facebook.com/pages/create

まずは、作成するFacebookページの「ページ名」「カテゴリ」「詳細」を入力しましょう。

ページ名には、あなたがおこなっているビジネスの屋号・会社名(または、あなたが販売している商品・サービスの名前)を入力してください。

 

カテゴリには、あなたのビジネスを象徴するキーワードを1つか2つ入力すると、Facebookアルゴリズムが自動的にカテゴリの候補を提案します。

複数のカテゴリに属する場合には、最大3つまでカテゴリを選択することができます。

詳細欄には、あなたが運営しているビジネスや商品・サービスの内容やFacebookページの運用目的について入力してください。(最大255文字)

「ページ名」「カテゴリ」「詳細」がそれぞれ入力できたら、「Facebookページを作成」のボタンを押してください。

以上で、Facebookページの新規作成は完了となります。

 

ステップ2.Facebookページ「プロフィール画像」と「カバー画像」の設定

※追加でFacebookページの「プロフィール画像」と「カバー画像」を設定する画面が表示されます。

Facebookページのプロフィール画像は、Facebookの検索結果やあなたがFacebookユーザーとやり取りをする際にあなたのブランドの顔となる部分であり、あなたのFacebookページのアイコンとしても表示されます。

有名なブランドや商品があるなら、ロゴマークを設定するのが一番安全な方法です。

重要なのは、Facebookページのプロフィール画像を見ることでユーザーがすぐにあなたのビジネスを認識できるようにすることです。

 

次に、Facebookページに訪れたユーザーが最初に目にすることになる「カバー画像」を選択します。

この画像は、あなたのブランドの本質をとらえ、ブランドの個性を伝えるものにする必要があります。

PC表示では最大820×312ピクセル、スマホ表示では640×360ピクセル以上の画像を設定する必要がありますが、推奨画像サイズは720×315ピクセルとなります。

 

 

適切な画像を選択したら、「保存」ボタンを押します。

 

ステップ3:Facebook広告マネージャにアクセスする

Facebook広告マネージャにログインし、「キャンペーン」タブから「作成」をクリックして新しいFacebook広告キャンペーンを開始します。

https://www.facebook.com/adsmanager/manage/

 

 

ステップ4:新しいキャンペーンの目的を選択します

Facebook広告では、達成したい目的にもとづいて11種類のマーケティング目標を提供しています。それぞれのマーケティング目的がどのように作用するかを表すと、次のとおりです。

【11種類のマーケティング目標】

ブランド認知度のアップ:新しい顧客にブランドを紹介します。
リーチ:できるだけ多くの人に広告を表示します。
トラフィック:特定のWebページ、アプリ、またはFacebookメッセンジャーの会話にトラフィックを誘導します。
エンゲージメント:幅広い視聴者に広告をリーチし、Facebook投稿へのエンゲージメントやいいね数を増やしたり、特別オファーの請求を促したりします。
アプリのインストール:スマホアプリのインストールを促します。
動画の再生数アップ:よりおおくの視聴者に動画を見てもらうことができます。
リード獲得:新しい見込み客を獲得することができます。
メッセージ:Facebookメッセンジャーを通してあなたのビジネスに連絡をするように促します。
コンバージョン:Webサイト、アプリ、Facebookメッセンジャーで特定のアクション(商品の購入やリストの購読)を実行するように促します。
カタログ販売:Facebook広告を製品カタログなどに接続し、購入する可能性が最も高い製品の広告を表示します。
来店数の増加:近くにいる顧客を実店舗に誘導します。

 

 

目的にあわせてキャンペーンの目的を選択しましょう。

たとえば、コンバージョンを目標とする場合には、目標の達成(商品の販売)などに対してコストが消費されますが、ブランド認知度アップなどの露出の強化が目的の場合には、広告インプレッションに対してコストが消費されますのでご注意ください。

このページでは「エンゲージメント:投稿へのエンゲージメント」を目標として選択します。※選択するキャンペーン目的により設定する項目に若干の違いがあります。

 

ステップ5:キャンペーンに名前をつけます

まずは、Facebook広告キャンペーンに名前を付けます。

あなたの広告が「社会問題、選挙または政治に関連する広告」に該当する場合には、「特別な広告カテゴリ」の設定をオンにする必要があります。

また「キャンペーン詳細」の項目ではキャンペーンの目的と、予算上限を設定することができます。※今回は「投稿へのエンゲージメント」を広告の目的として設定しています。

 

 

下にスクロールして、広告のA/Bテストを実行するかどうかを選択します。また、キャンペーン予算の最適化をオンにするかどうかも選択します。

複数の広告を運用する場合にはA/Bテストが有効ですが、単一の広告を運用する場合にはA/Bテストの設定は必要ありません。

 

 

以上の設定ができたら、「次へ」のボタンを押します。

 

ステップ6:広告セット名を設定します

Facebook広告の新しい広告セットの名前を決める必要がありますが、特にこだわりが無ければ「広告セット1」などのシンプルなものを設定します。

「予算と掲載期間」の項目では、Facebook広告セットの1日当たりの予算と広告を掲載するスケジュールを設定することができます。

 

 

ステップ7:オーディエンス条件を設定する

Facebook広告の配信対象となるオーディエンスの条件を設定します。

カスタムオーディエンスとして、Facebook内外ですでにあなたのビジネスとやり取りをしたことがある顧客のリストを対象に追加することができます。

一般的なオーディエンス設定として、ユーザーの住んでいる地域、年齢、性別、興味・関心、行動、利用する言語、その他の項目を設定することができます。詳細ターゲット設定の拡大を選択することで潜在的な顧客に広告をリーチすることができます。

 

 

ステップ8:広告の配置先を選択する

広告の配信先として、「Facebook」「Instagram」「Audience Network」それぞれのプラットフォーム上であなたの広告を配置する場所をくわしく設定できます。Facebook広告をはじめて利用する場合のもっとも簡単な設定方法として「自動配置」が用意されています。

Facebook広告の利用の経験を積んだあと、「手動配置」により広告の配置を選定することにより費用対効果を最大化できます。

 

 

【選択可能なオプションの内容】

デバイスタイプ:モバイル、デスクトップ、またはその両方
プラットフォーム:Facebook、Instagram、Audience Network、メッセンジャー
プレースメント:フィード、ストーリー、インストリーム、メッセージ、記事内、アプリ
特定のモバイルデバイスとOS:iOS、アンドロイド、フィーチャーフォン

 

ステップ9:最適化と配信の設定をする

Facebook広告の目標に対するコストコントロール(最小単価の入札戦略)を設定します。「平均目標達成単価上限」または「入札価格上限」を設定することにより、広告目標の達成にかかるコストを調整することができます。

さらに、配信する広告の目標に応じて「課金対象」と「配信タイプ」のオプションが選択できます。

 

 

すべての項目が設定できたら「次へ」を押して進みましょう。

 

ステップ10.広告を作成する

広告名を設定し、新規にFacebook広告を作成することができます。

利用可能な広告タイプは、このページの最初に選択した「Facebook広告の目的」により異なります。

 

 

広告のプレビュー表示を確認しつつ、広告の内容がすべての配信先(モバイル、デスクトップ、インストリームなど)に適していることを確認しましょう。掲載される広告内容が確認できたら、「公開する」のボタンを押してFacebookから広告が承認されるのを待ちます。

 

 

掲載できるFacebook広告の仕様

Facebook広告用の画像や動画を用意する際に、Facebook広告の仕様を理解しておく必要があります。

また、Facebook広告ではわずか数分で広告を作成できる無料ツールとして「Facebook広告テンプレート」を用意しています。

 

Facebook広告の文字数と主な仕様

Facebook広告を作成する際には、推奨される文字数をおぼえておく必要があります。※文字数制限をこえた広告文はすべて削除されます。

また、それぞれの広告キャンペーンの目的ごとに利用できるFacebook広告形式を理解する必要があります。

Facebook画像広告

・タイトル文字数:25文字
・リンクの説明:30文字
・本文:125文字
・キャンペーンの目的:動画インプレッションを除くすべて

Facebook動画広告

・タイトル文字数:25文字
・リンクの説明:30文字
・本文:125文字
・キャンペーンの目的:カタログ販売を除くすべて

Facebookストーリー広告

・文字数:文字数は設定されていません
・キャンペーンの目的:エンゲージメント・メッセージ・カタログ販売・来店数の増加

Facebookカルーセル広告

・タイトル文字数:25文字
・リンクの説明:20文字
・本文:125文字
・キャンペーンの目的:エンゲージメントと動画の再生数を除くすべて

Facebookスライドショー広告

・タイトル文字数:25文字
・本文:90文字
・キャンペーンの目的:トラフィック・コンバージョン・カタログ販売・来店数の増加

Facebookコレクション広告

・タイトルの文字数:25文字
・リンクの説明:該当なし
・本文:90文字
・キャンペーンの目的:トラフィック・コンバージョン・カタログ販売・来店数の増加

 

 

Facebook広告にかかる費用

Facebook広告の費用はあなた自身であらかじめ決定することができます。

Facebookは定められた広告費用に対して、キャンペーンの目標に対する効果を最大化するように広告を配信します。

たとえば、1週間で500円の広告費を消化するようにしたり、1週間で500万円の広告費を消費するように設定するなど、柔軟に広告費を変更することができます。

 

Facebook広告の購入方法

Facebook、Instagram、Audience Networkのいずれの広告を購入する場合でも、広告の入札単価はオークション制により決まります。

広告主であるあなたは、あらかじめ「広告予算」と「1クリック当たりの入札単価上限」を決めることができます。

Facebook広告の費用は最初の予算上限を上回ることはありません。

 

 

Facebook広告運用で成功するための4つのポイント

オーディエンスターゲティングを活用する

まずは狭いオーディエンスから開始して、次に1回につき1つずつインタレストカテゴリを追加してゆっくりとオーディエンスを広げていきます。

たとえば、最初は「ワインツアー」に関心のあるオーディエンスから広告を開始し、徐々に「ワインテイスティング」「食べ物とワイン」などのカテゴリを追加することができます。これにより、ターゲットオーディエンスの拡大が結果にどのように影響するのかを知ることができます。

 

Facebookピクセルを活用する

Faebookピクセルは、あなたのWebサイト上で実行されたアクションを計測して、Facebook広告の宣伝効果を測定することができる分析ツールです。

Facebookピクセルのコードを配置することでユーザーのコンバージョンを追跡し、サイト上で商品を閲覧したユーザーにリマーケティングをおこない、類似するオーディエンスを作成することができます。

 

Facebookピクセルは以下の目的で利用することができます。

【Facebookピクセルの利用目的】

広告が狙い通りの利用者に表示されているかどうか?:あなたのWebサイト上でのユーザーの行動を追跡し、特定のアクションを起こした利用者にリーチしたりできるようになります。

販売の促進:Facebookピクセルによるコンバージョン測定により、商品の購入などの希望するアクションを実行する可能性の高い顧客に自動入札でリーチすることができます。

広告効果の測定と分析:ユーザーが広告を見た後の行動を測定することにより、広告効果についての理解を深めることができます。

もし、現在Facebookピクセルを利用する予定がない場合でも、Facebookピクセルコードをサイトに埋め込んでおくことで、後からFacebook広告の最適化をおこなう際に追跡データとリマーケティングを利用できるようになります。

 

高品質な画像と動画を使用する

ユーザーは、あなたが宣伝している商品の中身よりも、まずは広告の見た目・ビジュアルを重要視します。プロが撮影した高品質なプロモーション画像、および動画を広告に使用することにより、視聴者の注意をひき広告効果を最大化することができます。

 

Facebook広告のすべての機能をテストする

Facebook広告でどの機能を使うべきかを推測して広告を打つよりも、広告を実践したデータを分析して有効な指標を確認すべきです。

Facebook広告の入札環境は常に変化しています。Facebook上で最適な入札戦略を知るためには、常にテストを続けることです。

 

 

まとめ

Facebook広告でキャンペーンを正しく設定することにより、商品・サービスの購入意欲の高い高品質な顧客にアプローチすることができます。その結果、Facebook広告ではその他の広告チャネルよりもはるかにコストパフォーマンスに優れた方法でマーケティングできることがよくあります。