PPCアフィリエイトには様々な手法があるのですが、「YDN」というのを聞いたことはありますか?
YDNとは(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の略のことで、一般的なPPCアフィリエイト手法で使うYahoo!プロモーション広告の「スポンサードサーチ」とは全く異なった使い方をします。
これまでPPCアフィリエイトというと「スポンサードサーチ」が主流でしたが、いま現在では同じ案件を同じキーワードで出稿する人で溢れ、飽和状態にあります。
そんな中YDNを使ってブルーオーシャンで稼ぎまくることができればいいですよね。
今回は、やり方次第ではPPCアフィリエイトよりも稼げるYDNアフィリエイトのやり方、稼ぐ方法を説明していきます。
YDNとは
まずはYDNとはどのようなものなのかということを説明していきます。
YDN広告について
YDNは、画像をメインとしたYahoo!に関連のあるサイトに表示される「ディスプレイ型広告」です。
YDNの手法ではキーワードの検索結果に連動して表示される「リスティング広告」を使った一般的なPPCアフィリエイトと違って、“その商品自体に元々関心の薄いユーザー層”をターゲットにしていきます。
→PPCアフィリエイトとは?始め方・やり方を初心者にわかりやすく説明!
いわゆる「潜在顧客層」を狙っていきます。
広告の種類としては
↓ ↓ ↓
このようなYahoo!のトップ画面に表示される画像広告。
これらのように、Yahoo!ニュースをクリックして飛ぶページに掲載される広告もあります。
YDNの掲載方式
YDNには「広告の掲載方式」というものがあるのですが
がそれぞれ存在し、狙う顧客層に応じて広告を掲載する基準を変えていくことができます。
さらにこの中の「ターゲティング」という絞り込み方式で、
というように、詳細まで絞っていくことができます。
このターゲティング機能を使うことで、全ての人にざっくばらんに出稿わけではなく、興味がありそうな層をあらかじめ絞って広告を掲載できるので無駄な広告費の浪費を避けることができるのです。
→PPCアフィリエイトで広告費の赤字を抑えて売り上げ倍率を7倍にする手法
広告掲載方式の種類
それでは、YDNの「広告の掲載方式」に関して具体的に説明していきます。
ターゲティング
ターゲティングは“PC、スマホ、タブレットを使っている全てのユーザー層と登録した広告の属性がマッチした場合に表示される広告”です。
この「ターゲティング」が“一般的にYDNアフィリエイトで使っていく掲載方式”になります。
- 「年齢」
- 「性別」
- 「地域」
- 「ユーザーが過去に検索したワード」
など様々な絞り込みができます。
このターゲティングを使ったポピュラーな手法で、「過去に検索したワード」を設定し、「リタゲタグを設置したクッションページを踏ませる」ことでユーザーをずっと追い続けることができるテクニックがあります。
詳しく説明すると、“ユーザーが一度でもその広告をクリックすると、サイト移動をするたびに目の前に広告を表示させつづけることができる”というもの。
これをすることで、ネット上にただ広告を表示させるだけよりも圧倒的に売上をあげることができます。
あなた自身、その商品に全く興味がなかったとしてもあまりにも別の画面に飛ぶたびに広告が表示されると「あれ?これなんか気になる」と関心を持った経験はありませんか?
あまりにやりすぎるとストーカー行為のようにうっとうしがられますが、効果は絶大です。
ちなみにこのノウハウを使って稼ぎたいのであればこちらの教材がおすすめです。
→トラッキングビジネスシステム(山田浩二)の特典付きレビューを公開します
このターゲティングは「テキスト」「ディスプレイ」「テンプレート」全てのフォーマットで広告を掲載することができます。
インフィード広告
インフィード広告は“スマートフィンでヤフーのトップページを見たときに表示されるニュースフィードのような広告”です。
広告を掲載する場所に合わせてユーザーが見えやすいように表示の仕方が変わるのが特徴。
インフィード広告はスマートフォンで見たときにデザインに自然に溶け込んだ見た目になるので、スマートフォンでアフィリエイトする場合におすすめです。
動画広告
動画広告はスマートフォン版Yahoo!のトップページやYahoo! が提供する一部のサービスのタイムライン上に、動画付きの広告を表示できる広告掲載方式です。
テキスト、ディスプレイ、テンプレートだけでは表現できない、動画の特性を生かした広告配信が可能です。
僕自身YDNアフィリエイトで使うことはほとんどないです。
広告掲載方式の種類(旧方式)
インタレストマッチ
インタレストマッチは上記で説明した「ターゲティング」と同じくらいYDNアフィリエイトでよく使われていた広告掲載方式でした。
出稿した広告の種類とユーザーの属性がマッチした場合に広告が表示される形式で、ターゲティングの範囲の広いバージョンと思っていただければと思います。
年齢と性別以外は絞り込みができず、“幅広い層を狙っていくのにオススメの方式”でした。
今はもう使うことはできませんが、どの層に一番需要があるのか反応を見るのにとても重宝していました。
モバイル
モバイルはガラケー対応の広告でした。
もはやスマホが一般化し、ガラケーからの需要は見込めなくなり、廃止となりました。
僕自身あまり使うことはありませんでした。
YDNとスポンサードサーチの違いとは?
それでは、気になる“YDNとスポンサードサーチの違い”を説明していきます。
簡単に説明するとスポンサードサーチが「商品を買おうとして検索をメインにやってくる層」を狙うのに対し、YDNは「商品を買うつもりのない潜在顧客層」を狙っていく手法です。
そもそもターゲットが全然違うということです。
→PPCアフィリエイトで稼ぐためのターゲット戦略とポジショニングとは
この2つの層は「能動的」か「受動的」かの大きな違いがあり、YDNの場合は元々買うつもりのない層を狙っていかなければならないので、難易度は高いですがその分売上は青天井になります。
↓ ↓ ↓
こちらのデータを見ていただきたいのですが、商品名で検索する層はたったの3%しか存在しないのに対し、70パーセントが潜在顧客層として存在します。
スポンサードサーチを使う一般的なPPCアフィリエイトと違ってYDNを使ったアフィリエイトはターゲットにするパイがあまりに広いので年間で「億」を稼いでしまうアフィリエイターも存在したりします。
YDNのメリットとは
YDNを使うメリットをざっと述べると
というのがあります。
YDNは低コストで暇つぶしにネットサーフィンしているユーザー層までも狙えてしまうのです。
YDNで審査に通るペラサイト
YDNで審査に通すことができるサイト構成を説明していきます。
YDNでは「画像」と「ボタン」だけで簡単に作れるPPCアフィリエイトのペラサイトは元々審査に通りませんでした。
それは今も同じで、独自コンテンツを盛り込んだサイトでないと審査に通すことはできません。
→2018年PPCアフィリエイトはもう稼げない!Yahoo!プロモーション広告の規約変更で氷河期突入か!?
ということで、YDNでサイトの審査を通すためにはまずスポンサードサーチで審査を通すことができればなりません。
と言っても、今現在ではスポンサードサーチで審査が通ればYDNでもすんなり審査を通すことができますので安心してください。
Yahoo!プロモーション広告の審査を通過するためのサイト構成についてはこちらの「原のオリジナル企画」で紹介しています。
↓ ↓ ↓
YDNで稼いでいくための戦略
YDNで稼いでいくためには、スポンサードサーチで稼ぐのとは全く違う戦略を考えていかなければなりません。
まずは、ふらっとYahoo!ニュースを見ようとやってきたユーザーに対して“購買意欲がない心理を動かすためのクッションページ”を作らなければなりません。
そんなクッションページ(ペラサイト)を作るためには購買意欲を煽るための“ライティング力”が必要となってきます。
→PPCアフィリエイトで成約率を劇的に上げるペラサイトの文章構成とは
さらに
- 思わずクリックしたくなるタイトル(広告文)
- パッと目を引くサムネイル画像
も必要です。
ターゲットを絞る
YDNの一般的な戦略は最初から検索キーワードでターゲットを絞るPPCアフィリエイトと違って、まずは広いパイに石を投げて狭くターゲットを絞り込んでいきます。
例えば、「副業」と検索してきたユーザーに対して
- アフィリエイト
- 転売
- FX
- アルバイト
のどれなのかはっきりとわかり、思わずクリックしたくなるような広告文にしてクッションページに飛ばします。
そのクッションページから公式サイトにユーザーを飛ばして商品を成約してもらう形です。
商品を買ってもらうためには先ほども言ったように、“いかにユーザーの心理を動かす文章が書けるか”が重要です。
YDNアフィリエイトを実践してみた
では、実際にYDNアフィリエイトを実戦してみましょう。
今回はYDNで一番メジャーな広告掲載方式である「ターゲティング」を使った手法を説明します。
まずはYahoo!プロモーション広告トップ画面「YDN」タブをクリックし、「サーチキーワードリスト管理」をクリックします。
すると、こちらの画面に飛びますので、「サーチキーワードリスト作成」をクリック。
↓ ↓ ↓
ここで、キーワードリストを作成していくのですが、試しに「クレジットカード」で検索してみました。
すると、上から順に検索ボリュームのあるクレジットカードの関連ワードが並んでいるのがわかります。
今回は「クレジットカード学生」「クレジットカードおすすめ」「クレジットカード人気」でキーワードリストを作成しました。
キーワードリストの作成が終わったら、キャンペーン管理タブをクリックしてYDNトップ画面に戻り、スポンサードサーチで新しく広告を出稿するのと同じように、「新規作成」から広告を作成していきます。
→PPCアフィリエイトとは?始め方・やり方を初心者にわかりやすく説明!
「新規作成」からキャンペーンを作成したら、次に「広告グループ」作成画面に飛ぶので、サーチターゲティングを設定するにします。
すると、先ほど作成した「キーワードリスト」が表示されているのがわかります。
他にも
これだけ設定するターゲティング項目がありますが、性別と年齢だけ設定して、他は基本的にしなくて大丈夫です。
今回の場合は「学生におすすめ人気のクレジットカード」を売っていくので、それに合わせた年齢設定にしましょう。
学生とはいっても中高生よりも圧倒的に大学生や専門学生の方がクレジットカードの需要はあることは把握しておかなくてはいけません。
そうでないと、無駄クリックが増えて広告費を浪費してしまうからです。
ターゲティングの設定が終わったら、「保存して広告作成へ」をクリック。
そして、実際にYahoo!のページに表示される広告を作っていきます。
↓ ↓ ↓
今回は、広告の掲載フォーマットは「テキスト」にしました。
「タイトル」「説明文」「表示URL」「リンク先URL(クッションページ)」にそれぞれ入力をしたら、一番下の「保存」ボタンをクリックして完成です。
どうですか?そんなに難しくはないと思いませんか?
ポイントは、
- 最初に設定した「サーチキーワードリスト」の選定
- 広告グループのターゲティング項目の設定
- クリックしてもらうための広告文をうまく作れるかどうか
という感じです。
最後に、「テキスト広告」以外の掲載フォーマットの説明をします。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、「画像型」の広告のことです。
どのようなものか例をあげると、上の画像のようなものが有名です。
大体ページの右上に表示されるものが多く、Yahoo!のトップ画面にもありますね。
対応している画像サイズが細かく決められているので、出稿する場合はきをつけなければなりません。
テンプレート広告
テンプレート広告は、ニュースを見ようとページに飛んだときに下の方に連結してあったりするあの画像です。
「画像+テキスト」という形が一般的で、いたるところに表示されています。
ニュースの関連リンクかと思ってクリックしたら商品の販売ページだったという経験はないでしょうか?
ユーザーが思わずクリックしてしまうように配置を考えてある広告です。
YDNアフィリエイトは稼げるのか?まとめ
YDNを使ったアフィリエイトのやり方を説明してきましたがいかがでしたでしょうか?
YDNと聞くと「なんか難しそう」という感じがしますが、最初はターゲットを絞れば初心者でもとりかかりやすいということがお分かりいただけたと思います。
なので、まずは“狭い範囲から徐々に大きく広げていく”のが一番収益をあげられる正攻法です。
YDNアフィリエイトはスポンサードサーチを使ったPPCアフィリエイトと違って
- テキスト広告
- ディスプレイ広告
- テンプレート広告
と、広告の種類が複数あるので、それだけ稼ぐチャンスがあります。
まずは「ターゲティング」から始めてYDNアフィリエイトを極めていきましょう。
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それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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