今回は、PPCアフィリエイトの“デメリット”について。
このブログでは、主にPPCアフィリエイトのポジティブな面だけを取り上げていますが、
「そんなわけないだろ」
とそろそろ突っ込まれそうなので、敢えてネガティブ面も発信して行こうかと思います。
どんなビジネスに関しても言えますが、いいことずくしのパーフェクトなものなんてありえません。
ぶっちゃけ、
「いいところしか取り上げていないビジネスモデルは嘘」
だと思っていただいて大丈夫です。
ということで、PPCアフィリエイトに精通している僕が、「よくない面」を書いていきます。
くれぐれも、「PPCアフィリエイトが稼げない」と言ってるわけではないので、ご了承ください。
PPCアフィリエイトのデメリットその1:「初期広告費(コスト)が必要」
まず、PPCアフィリエイトで最も有名なデメリットとしては
“初期費用がかかる”
というのがあります。
よくお問い合わせでいただく質問が
「だいたい最初にいくらぐらい広告費を用意しておけばいいですか?」
というもの。
正直“いくら必要か”という決まった額はないのですが、最低でも3000円は入れないとYahoo!プロモーション広告で広告出稿することはできません。
なので、3000円用意してもらうのと、あとはPPCアフィリエイトを始めた初月であれば、2〜3万円くらいは必要です。
一気にその額が無くなるというわけではないですが、それぐらいあれば「心の余裕」が保てます。
ちなみに、
「初期広告費がかかるのでPPCアフィリエイトはやめようかと思います」
という人がたまにいますが、それはちょっと間違ってます。
“広告費をかけるから稼げる”んです。
広告費をかけてSEOを代わりにやってくれるYahoo!スポンサードサーチさんやGoogleAdwordsさんがいるおかげで初心者でも稼げるアフィリエイトモデルとなっているのが、このPPCアフィリエイトです。
なので、PPCアフィリエイトを始めるのであれば、広告費は自己投資と思わなければなりません。
→元パン屋が語る自己投資(初期投資)がネットビジネス初心者に必要不可欠な理由とは?
PPCアフィリエイトのデメリットその2:「Yahoo!プロモーションの規約変更」
Yahoo!プロモーションやGoogleAdwordsの規約変更のような、
“外部メディアの規制を食らってしまう”
のもデメリットの1つです。
例としては、2018年Yahoo!プロモーション広告の春の規約変更により、「ペライチ」が審査に通らなくなりました。
→2018年PPCアフィリエイトはもう稼げない!Yahoo!プロモーション広告の規約変更で氷河期突入か!?
ペライチとは、
- 画像
- ボタン
- 説明文
だけのシンプルなテンプレートを使ったペラサイトのことです。
↓ ↓ ↓
このような簡単なペラサイトは審査に通らなくなり、しっかりとした文章構成のペラサイトを作らなければいけなくなりました。
→PPCアフィリエイトで成約率を劇的に上げるペラサイトの文章構成を徹底解説します
まあ、このことは2年前から言われていて、やっと規制として成立してしまったという感じです。
今回の場合はペラサイトだけだったので前もって準備していれば問題はなかったですが、「えっ、そこをついてくる?」というような突然の規約変更が出てくる可能性はあります。
例えば
- 商標ワードは禁止
- 広告文の商品名表示禁止
- 薬事法に絡む商品の出稿禁止
- 広告グループを100個以上作るのは禁止
と、今この瞬間に考えてみてもたくさん規制できる要素は出てきます。
これらの規制は我々アフィリエイターにはどうしようもないことなので、その都度規約変更に柔軟に対応できるようにならなければなりません。
外部メディアに頼ったビジネスである以上仕方はないことですね。
これは「YouTube」であろうが、「転売」であろうが、全てに言えることでもあります。
PPCアフィリエイトのデメリットその3:「Yahoo!プロモーションのアカウント凍結」
Yahoo!プロモーションの規約変更以外に、“アカウント凍結”のリスクもあります。
規約変更であれば、規約に対応していけばいいだけなのでそこまでダメージは無いですが、アカウントが凍結してしまえば、文字通り何もできなくなってしまうので、大変です。
アカウントが凍結する理由
では、なぜアカウントが凍結してしまうのでしょうか。
その理由は、僕が経験してきた見てきた中では、
これらの要素がありました。
これらを一つづつ詳しく説明していくと、まずはYahoo!プロモーション広告に関して「スポンサードサーチ」のトップ画面にリンク文字で「この広告は広告審査を受け付けられませんでした」という表示が出てくることがあります。
それはクリックして確認してペラサイトや広告文を修正しなければならないのですが、放置しているとアカウントを凍結されてしまうので気をつけなければなりません。
広告の出稿数に関してはちょっと前までは1000件や2000件出しても問題はなかったのですが、今は数100件程度に留めておく必要があります。
情報商材の販売は、昔から言われているのですが、Yahoo!プロモーション広告では禁止されています。
最後に、これは僕のコンサル生の話ですが、Yahoo!プロモーション広告へ電話問い合わせしたときの話です。
問い合わせ自体は何も悪いことではないのですが、彼は、広告が通らないことに関して「毎日のようにしつこく連絡し続けた」と言っていました。
それが行き過ぎて、報復としてアカウント凍結させられたようです。
詳しい凍結理由はこちらの記事をご覧ください。
→【悲報】Yahoo!プロモーション広告アカウントが停止する驚愕の理由
アカウント凍結を解除する方法
広告審査の注意文をスルーしてしまったり広告出稿数があまりにも多くてアカウント凍結されてしまった場合、アカウント復旧させるには思い当たる広告を全部削除しなければなりません。
このときに、Yahoo!プロモーション広告に問い合わせをして、「どの広告に問題があってどれだけ削除すればいいのか」聞くことができますが、まれに教えてくれないことがあります。
そんなときは売れ筋案件や自信のある案件の広告だけを10〜20件程度残して、あとは全部削除して再び広告審査に出すのがおすすめです。
審査に出した後は時間がかかる場合があるので、そこも懸念点ではあります。
PPCアフィリエイトのデメリットその4:「ASPの提携解除」
“ASPの提携解除”もPPCアフィリエイトに取り組む際に気をつけなければいけない点です。
ASPに提携解除されてしまう理由
提携解除とは、今広告を出稿している案件との契約を切られてしまうことを言います。
“あなたが出稿している売筋のお宝案件を売れなくなってしまう”
ということです。
もしその案件で毎月10万円以上売り上げていたとしたらたまったもんじゃありません。
では、なぜそんなことになるのかと言うと、
僕が今まで経験したのはこの4つです。
禁止ワード出稿で提携解除になるのが一番多い原因ですが、過去に僕の知人で、あまりにも売上を上げすぎていたために、「今までの報酬全額返せ」と裁判沙汰になった人がいました。
さらに、一案件提携解除されると、芋づる式に他の案件も解除されてしまう可能性があり、その他の新しい案件に提携がしずらくなってきます。
なので、「禁止キーワード」に関しては気をつけていきたいですね。
ペラサイトに関してはまだ解除例としては少ないのが現状ですが、今後は内容の薄いものはどんどん提携解除されていくかもしれません。
1と2はこちら側の問題なので、対処のしようがありますが、3と4に関してはどうしようもないので、諦めるしかないです。
「ずっと稼いでくれるお宝案件だったのにー」
とショックを受ける気持ちもわかりますが、こうならないためにも常に新しい案件(商品)を見つけていくしかありません。
→PPCアフィリエイトで売れる商品とジャンルを『完全網羅』したので説明します
提携解除になった時の対処法
ASPの判断で禁止キーワードを指摘されて提携解除になってしまった場合は、すぐに謝罪メールを送りましょう。
こんな感じ
↓ ↓ ↓
もしも謝罪メールを送ることなく、放置していると、ASPのアカウントを凍結されてしまう可能性があります。
アカウントを凍結されると、これまで売り上げていた支払われる予定の報酬を没収されるだけでなく、そのASPを今後利用できなくなってしまいます。
過去に大手ASPの「JANet」で禁止キーワードを連発していたユーザーに対して一斉にアカウント削除祭りが実施され、僕のPPCアフィリエイトのメンターは50万円もの振込がなくなってしまいました。
さらに、それ以降アカウントは使えなくなってしまうので、踏んだり蹴ったりだったそうです。
PPCアフィリエイトのデメリットその5:「飽和しやすい」
4つ目のデメリットは“飽和しやすい”というもの。
なぜ飽和しやすいのかと言うと、PPCアフィリエイトが「稼ぐまでのプロセスが単純」だからです。
詳しく言うと、“最初の登録作業から広告出稿までの手順がとても簡単”だと言うこと。
→PPCアフィリエイトの始め方、やり方を初心者でも分かりやすく説明します!
さらに
- 売れる案件
- キーワード
- 広告文
- ペラサイト
さえしっかり抑えておけば、ネットビジネス初心者でも誰でも稼ぐことができます。
→ネットビジネス初心者がPPCアフィリエイトをすぐにでもやるべき“ある重大な理由”とは
慣れてくると、「ペラサイト」「キーワード」「広告文」は使いまわしたり定型化したりしていくので、あとは「売れる案件」さえ抑えておけばいい訳です。
となると、皆同じやり方をしていくので、飽和してしまうということになります。
一応僕がこのブログで発信している内容は、一般的なやり方を逸脱させ、なおかつ稼げるようにまとめたオリジナル手法を発信しております。
なので、参考にしていただければと思いますが、それでも飽和してしまうのが嫌なのであれば、ご自身でオリジナルのPPCアフィリエイト戦略を編み出すしかありません。
PPCアフィリエイトのデメリットその6:「SEOを学べない」
PPCアフィリエイトは広告費を払ってアフィリエイトにおいて最も重要な集客を省略してしまうので、“SEOを学べない”ビジネスモデルです。
SEOを学べないということは、PPCアフィリエイト以外のアフィリエイトを始めたときに“応用が効かない”ということです。
例えば、PPCアフィリエイトで稼げるようになった後に、ブログアフィリエイト、トレンドアフィリエイトなど、SEOが必須のビジネスモデルで稼ごうと思ったときに、集客するための
- タイトルキーワード
- タグ
- 文章量
- 記事構成
がわかりません。
PPCアフィリエイトを情報発信のネタとして使えるのは強みですが、さらに集客もできなければ、稼ぐことは難しいです。
SEOを駆使したブログアフィリエイトで稼ぐ方法の記事はこちら。
→ブログアフィリエイト初心者でも月に”大企業サラリーマン超え”の収入を得られたので稼ぐコツを暴露します
PPCアフィリエイトのデメリットその7:「人と交流することが無くなる」
ビジネスの醍醐味は何と言っても“相手に価値を提供してお金をもらう”ということだと思います。
僕自身パン屋をやっていたので、お客様から「このパン美味しかったよ」と言ってもらえることは喜びでした。
しかしこのPPCアフィリエイトはメール返答やスカイプ対応など、“相手と直接交流して価値を与える”ことはできません。
なぜなら、PPCアフィリエイトは、サイトやブログのように問い合わせフォームを設置することができない「ペラサイト」という販売するだけのためのページを広告費を払ってポンっとユーザーの検索後に目につきやすい所に置くだけだからです。
→PPCアフィリエイトとはどんなビジネスモデル?他のアフィリエイトや転売との違いを説明します
そこで商品が売れたとしても、それに対する反応や感想をもらうことができません。
さらに、ユーザーは「ただその商品が欲しいがために」検索して、ペラサイトという誰が作ったのかもわからないようなページをクリックして購入するので、あなた自身のリピーターになってくれることもありません。
他人と関わる必要がないので、あなたがそういうのが億劫なのであれば逆にメリットとなりますが、しっかりユーザーとお話しして、リピーターになってもらって交流を測りながらやっていきたいのであれば、デメリットとなります。
PPCアフィリエイトのデメリットその8:「他のビジネスをしなくなる」
これはPPCアフィリエイトである程度稼げるようになったときのデメリットですが、
“他のビジネスをしなくなる”
ということがあります。
僕自身も月に30 〜40万円稼げるようになってしばらくは無気力になってしまいました。
なにもしなくてもサラリーマンよりちょっといいぐらいの収入が自動で入ってくる状況です。
「人間不満がないと頑張れなくなる」
というのはよく言ったもので、まさにその通りです。
僕の周りでもPPCアフィリエイトである程度稼ぐようになると、何もしなくなる人が多いような感じがします。
何もしなくなってしまうと、いくつか問題点があります。
それは
です。
どうしても、PPCアフィリエイトは外部の仕組みに依存したビジネスモデルなので、規約変更が常に起こります。
外部的な影響を受けて稼げなくならないためにもPPCアフィリエイトだけでなく様々なビジネスに取り組むことをおすすめします。
ちなみに僕がおすすめするのは情報発信です。
→ブログとPPCアフィリエイトの同時進行がおすすめ!相性抜群の“4つの理由”とは?
PPCアフィリエイトのデメリットまとめ
PPCアフィリエイトのデメリットを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
普段PPCアフィリエイトのデメリットを意識することはないのですが、今回は、あえて思いつく限りのデメリットを出してみました。
どんなビジネスにも裏の面はあるので、これは仕方がないことですね。
しかし、これらのデメリットを考慮したとしても、PPCアフィリエイトはメリットが多く、初心者が最も稼げるビジネスモデルであることには変わりないです。
デメリットがあるとしても、それをさらにしのぐメリットがあるかどうかが重要になってきますので、その辺を考慮していただければと思います。
PPCで売り上げを爆発的に上げたいあなたにはこちらがおすすめ
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それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
P.S.コンサル依頼、質問、その他個人的な悩み、なんでも承っております